2017年3月15日水曜日

Microsoft Teams上の第三者によるBotの利用-Custom Bots①

Microsoft Teamsが本日正式に製品リリースされました。Microsoft Teamsでは以前からBotFrameworkを利用したBotの開発が可能であることMicrosoft社のWebサイト等にて掲載されており、弊社でも利用しておりました。

しかし、今日非常に驚きだったのはSlack同様に第三者が提供するBotをチャンネル上のChatに掲載して会話に参加できるようになったという点です。

利用の仕方は下記の通りで非常に簡単です。

①Botを登録する
②Botにコマンド文で問い合わせる
③Botが結果を出す

では、具体的な操作方法を見てみましょう。

①Botを登録する
Botはチームごとに登録することが可能です。登録したいチームの左側のパネルの・・・をクリックして、「チームを表示」をクリックします。



ボットというタブが新規に表示されています。こちらをクリックしてください。


「ボットを見つける」タブをクリックします。


追加したいBotを選択します。今回はTeams上で投票をするPolly、契約しているGoogle Analyticsの各種の結果を表示するstatsbot、入力したテキストを絵文字化するemojifyを登録してみます。

登録したBotは一覧表示されます。


②実際にBotに話しかけてみましょう。
まずはemojifyから smile, angry, sad等話しかけると絵文字にして返してくれます。

次にPollyです。 @pooly what should we eat for lunch? / sushi / pizza と入力すると下記のようにユーザがボタン形式で投票し、また投票結果を一覧で見ることが出来るようになります。

最後にstatsbotです。 @statsbot users this week とコマンドを入力すると、契約しているGoogle Analytics上の今週のWebのアクセス結果が表示されます。


それぞれのBotごとに様々なコマンドが存在しています。それらのコマンドはまだあまり日本語対応されておりません。

弊社はSkype for Business上のBotパッケージ製品を提供させていただいております。
http://www.fairuse.jp/iot_bot_for_skype_for_business.html

今後は当Custom Bots向けのBotも開発していきます。明日はではこのBotの開発の仕方について記載します。

フェアユース 代表取締役 足立洋介

2017年3月13日月曜日

Skype for Busiess Clientに一度に入力可能な文字数

皆さん、私はフェアユース株式会社代表取締役の足立です。最近はいかがお過ごしでしょうか?私は仕事がひと段落し、最近は若干なりと、普通の人間の感性を取り戻しつつあります。一昨日はかなり久しぶりに休日を取ることが出来ました。だいたい最近は一か月に一日休みをとっているペースです。中小企業の経営者なんてみんなそんなところではないでしょうか?

それはさておき、Skype for BusinessのClientに一度に入力が出来る文字数について、わからなくなり、Office365のサポートチームに聞いてみました。

回答は下記の通りです。

<初回の IM>
800
文字まで : 送信可能
801
文字以降 : 下記メッセージが表示され、送信不可
-
「メッセージが長すぎます。メッセージを短くしてからもう一度送信してください。[OK]
※ 初回の IM 送信時につきましては、サーバー側にてエンドポイントに送信するまでの情報をキャッシュする必要があるため、800 文字以上のメッセージの送信が行えない動作となります。

<2回目以降の IM>
8000
文字まで : 送受信可能
8001
文字以降、下記メッセージが表示され、送信不可
-
「メッセージが長すぎます。メッセージを短くしてからもう一度送信してください。[OK]


なんと初回のIMと、2回目以降のIMで文字数が異なるんですね。どうしてこんな文字数の差がうまれるのでしょうか?Skype for Businessの謎は深まるばかりです。深淵をのぞき込むものはまた深淵からのぞきかえされるのかもしれません。


フェアユース株式会社 足立洋介