2014年3月27日木曜日

Lyncのアプリ開発における前提知識

Lyncのアプリは大別して下記3種類のSDKおよびAPIを利用して開発を行います。 

■Lync 2013 SDK

Windows Desktop上にて動作するアプリの開発が可能です。

マイクロソフト社のWebサイトからダウンロードが可能です。

http://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=36824
当SDKをVisual Studioに取り込み開発が可能です。

■開発言語

 ・Windows Presentation Foundation
 ・Silverlight
 ・Windows Form  


Unified Communications Managed API (UCWA)

UCMAはクライアントだけでなく、Lync Server2013の利用用途を拡張する中間層的な開発を目的にしたAPIです。

UCMAを利用すると、プレゼンス状態の確認、「インスタント メッセージの送信」、「通話」、ビデオ通話、音声通話、ビデオ会議へのアクセスや管理を拡張することが可能になります。UCMA4.0は自動音声認識(ASR)や音声合成(TTS)のためのSIPスタック、メディアスタックや音声発生エンジンを提供します。 


Unified Communications Web API (UCMA)
Lync SDKがWindows Desktopのクライアント型のアプリを開発するのに対して、UCWAはWebベースのアプリケーション開発を行うことが可能にします。。REST APIベースとしたAPIになりますこのREST APIはHTTPを利用できるあらゆるプラットフォームからの利用を前提としており、HTML, CSS, JSON, JavaScriptを用いた開発が可能です。



なお、Lync ServerについてはLync Server SDKもあります。Lync Server SDKについてはが記載する下記Blogサイトに詳しく記載されています。
http://blog.greenl.ee/tag/lync-server-sdk/

今後は上記3種類の詳細について説明していきます。


フェアユース株式会社 代表取締役 足立洋介



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